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所得税とデザインの源泉徴収

国は様々な形で税金をとろうとします。
酒税やたばこ税はいいように増税されていますね。
最近では、通信費用にも税金をかけようかという話までありますね。

そして、働いている人が必ず支払っている所得税。
この所得税はアルバイトやサラリーマンなど雇用されている場合は
給与明細書を見ると毎月徴収されています。
この毎月の額は↓の国税庁の資料に基づいているんですね。

給与所得の源泉徴収税額表(月額表)PDF

見ると、扶養家族がいない場合の税額に驚きです!
早く結婚しろということなのでしょうか。。。

フリーランスの場合は、この所得税は確定申告時期に支払います。

課税所得金額 税率 控除額
0万~195万 5% 0円
195万~330万 10% 97,500円
330万~695万 20% 427,500円
695万~900万 23% 636,000円
900万~1,800万 33% 1,536,000円
1,800万~∞ 40% 2,796,000円

要は稼げば稼ぐほど、むしり取られるわけですね(´ε`;)
1800万円以上稼ぐのは夢のまた夢ですが。。。

そして、フリーランスでデザイナーの場合、
デザインに関する報酬は源泉徴収された上で支払われることになっています。
所得税法の第204条1~8で定められているのですが、「原稿料や講演料やデザイン料等」に該当するのです。

ちなみに、10%が源泉徴収されます。
法律上は「デザイン」について源泉徴収しなさいとなっていますので、
Webデザイナーの場合、コーディングや企画とデザインは分けて請求し、
デザインについてのみ、源泉徴収した金額をお支払いしても大丈夫のようです。

私は今のところ、デザインをしない案件は源泉徴収は考慮せず、
デザインが入る場合は、デザイン部分のみ源泉徴収を引いた分として請求しています。

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青色と白色

あと少しで確定申告締め切りです。

きっと今頃あたふた帳簿と領収書とにらめっこしている人が大勢いることでしょう。

もれなく、私もその一人ですがorz
おしりに火がつかないとやらない私は、最近になって青色申告と白色申告の違いを知りました。

まず、一番ダメージが大きかったのが
青色申告は予め申請が必要ということ!

青色申告承認申請書とは

  • 青色確定申告を行う場合、予めこの申請書を提出して「青色申告する予定ですよ」と伝える必要がある。
  • 開業してから原則2ヶ月以内に行う。
  • もし、その年に青色申告したければその年の3月15日までに申請する必要がある。

ということから、私は青色申告はできないことが発覚しました。
2014年分の青色申告するために、2014年3月15日までに申請書を提出することを今日知ったのですから`,、(‘∀`) ‘`,、

で、私のような人は「白色申告」を行うことになるのです。
青色と白色は何が違うかというと、大きな違いは特別控除額と帳簿つけの手間だと思います。
白色はラクだけど、特別控除がないから還付が少なかったり税金が高くなったりする。
青色は少々手間がかかるけど、特別控除がある分、納める税金が安くなったりする。

おおまかにはこんな感じです。
帳簿つけや控除についてはまたの機会に。



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経費で落とすとはなにか?領収書はとっておこう!

「経費で落ちるかなー」
「経費で落とすから領収書ちょうーだい」

この手の会話、リーマンやお酒の席で時々聞きますね。

会社のお金から出して自分は払わないんだなって思ってました。
会社に雇用されている従業員のみの話であれば、この考えで間違いはありません。

フリーランスという立場になって、「経費」とはなにか「領収書」はなぜもらうのか、
これを知っておかないとマズイということ身にしみて感じました。

経費とは

経費
経費

会社を運営していく上で必要なお金のことです。
フリーランスの私で言うと、例えば

・パソコンを動かす電気代
・印刷に使うインクや紙代
・グラフィックソフトのソフト代
・写真素材費
・打ち合わせのための交通費
・・・etc

などが当てはまるわけです。
さらに大きな会社となると、企業間の接待費(飲み会代金)や
視察のための旅行費なども経費となるのです。

税金について

経費として使ったお金を分けるのは、ずばり税金対策のためです。

会社やフリーランスは稼いだお金に対して税金がかけられます。
今回、フリーランスのお話のみにさせて頂きますが、
税金は稼いだ所得の割合によって変わってきます。
しかも、稼げば稼ぐほど税金は高くなります。゚(゚´Д`゚)゚。
これが「累進課税」というにっくきシステム!

所得が年間195万円までは5%の税金ですが、
195万円を超えた金額に対しては10%の税率に引き上げられるのです。

例)

税金の仕組み
税金の仕組み

なんてことでしょう。
稼げば稼ぐほど、税金は多くとられてしまうのです。

所得と税金と経費

ここで経費が大きく影響してきます。
経費には税金がかからないのです。

会社を運営していくために仕方なく発生する出費ですから、
所得にはならないのです。

つまり、

年間の売上-経費=所得

となるので税金を少なくするためには、経費という形で所得額を少なくしたほうが良いのです。

領収書をもらおう

どれが経費でどれが経費じゃないというラインはとても曖昧で、
接待と称すれば高いキャバクラ代も経費となりますが、
逆に働くために必要な子供のベビーシッター代は経費にはならなかったりします。

ということが、こちらの本に載っていてとても参考にさせてもらっています。

なぜキャバクラ代がOKでベビーシッター代が経費で落とせないのか!? ザイが作ったフリーランスのためのお金の本

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とにかく、どれもこれも出費する際には領収書をもらい、のちのち精査し、
確定申告の時にはなるべく経費の額を大きくしましょう。

通信費もバカになりません。
支払証明書は取り寄せておきましょう。

→携帯・スマホ料金の支払い証明書

確定申告が終わってからバリバリ働いて、
確定申告時期前に環境を整えるために出費する(経費を使う)といった形がスマートなんでしょうね。



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携帯・スマホ料金の支払い証明書

年が明け、2月に入るとちょくちょく耳にするのが「確定申告」。
めんどくさい時期がやって来ました。

いかに経費を計上して所得を減らすか格闘中です。
納める税金は少しでも減らしたいものです。

そこで通信費として発生している通信費を計上しようと思い、
携帯会社の利用明細を見たのですが、どうやら6ヶ月までしかネット状からは発行できないらしい。
一瞬「えっ」となりましたが、どうやら支払い証明書というものは別で発行してくれるようです。

→「FAQ」確定申告に必要なので、支払証明書を発行してほしいんですが。(au)

↑はauの場合。
私はauなので以上で閉めようかとも思ったのですが、残り2社も紹介しようと思います。

→docomoの場合
→softbankの場合

ちなみに上記2社は支払証明書の発行手数料がかかります(゚Д゚≡゚Д゚)
docomo 1枚あたり420円
softbank 1枚あたり315円

auは無料です。
auで良かったーーー。