カテゴリー: for ホームページ制作

キーワードの検索順位が記録できるSEOツールが減ったワケ

いろんなサイトを運営していると、必ず必要になってくるのでSEO。
ここではSEOの意味は割愛、ほかのサイトでたくさん説明してますので。

そのSEO対策を行っても、実際に効果が出ているのか、判断基準が必要になります。
そのための判断基準として、多くの人はターゲットキーワードで検索をしたときに、施策を行ったサイトの順位変動を調べるのではないでしょうか?

要は、「チョコレート おいしい」というキーワードで検索したとき、SEO対策を行う前は100位圏外だったけど
対策後に何位になったのか、ということです。
余談ですが、現在「チョコレート おいしい」で検索すると、1位に表示されているのは、まとめサイトで有名なNaverでした。

本線に話を戻します。
順位変動を調べるにも、ターゲットとしているキーワード数が少なければ、
毎回GoogleやYahooの検索エンジンで検索すればいいのですが、
サイトが複数あったり、キーワード数が多い場合、その調査を行うだけで相当な時間がかかってしまいます。
しかも、毎日調べなければ、意味がありません。

そこで、自動的に検索を行って順位を記録するというツールを、様々な業者が開発・販売等行ったのです。



というのが、7~8年前の記憶。
私も企業のWeb事業担当だった頃、そんな営業がたくさんありました。

しかし、最近そんなツールはないものかと調べてみたら、過去に比べて市場が狭くなっていたのです。
なぜか調べてみたところ、

Googleさん、アナタが禁止してたんですね!

そりゃ、ないはずだわ。
公式にこんなことを言っています。

Google の利用規約では、どのような種類かに関わらず、自動化されたクエリを Google から明示的な許可を事前に得ずに Google のシステムに送信することは禁止されています。(https://support.google.com/webmasters/answer/66357?hl=ja

つまり、自動で大量に検索して、サーバーに負荷を与えるのやめてね。
ということみたいです。

更に調べると、こんな記事もありました。

ツールが頻繁に検索ページにアクセスしすぎると、グーグルでは自動化されたクエリだと判断して、通常のブラウザから検索ページを利用できなくなってしまう場合があります。(http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/12/01/8651

え、検索できなくなる(´ε`;)
でも、毎回手作業とかあほらしい。

んで、途方に暮れかけてたらGoogleさん↑の公式アナウンスで、

APIでやるなら別にかまわんよ

と言っていました。
すでにAPIを利用しているから大丈夫!ていう製品もあるみたいです。
http://www.ranktracker.jp/

今後、試してみようかなと思います。